次は。。。
南海トラフが!
関東が!
地震予報は、常にあちらこちらを予測して、防災意識を高めるよう告知されます。
「北海道にも大きな地震が来るので、注意した方が良いですよ」
そういえば、3年ほど前にそう言われていたことを思い出しました。
(3年前の予知が、今回の震災に該当するかどうかは不明です)
忘れた頃にやってきたのでしょうか?
先日は、空知で・・・、今日は、関東で揺れていたようですね。
震災による、地盤沈下や液状化の被害についての報道も後を絶ちません。
清田区が!清田区が!!と報道されると、あたかも清田区全域が、とても危険な地域と思う方も多いように想像します。
一般的には、清田区は地盤が良いと言われる地域であったのですが、一部の地域でこのような災害が起こると、状況を知らない方は、不安になったり心配したりするのは当然なのでしょう。
清田区清田
清田区真栄
清田区北野
清田区平岡
清田区里塚
清田区里塚緑が丘
清田区美しが丘
こうして町名を連ねましたが、地域ごとに特徴があり、これらの町内の地盤も高低差も様々。
この度の震災においても、同じ清田区でも地区によって感じ方は様々だったようですね。
古くからある街並みもあれば、造成を重ね山を削り、谷を埋め、あらたに人が住める地域に造り上げた宅地もあります。
震源地との関わりも影響するのでしょうが、土地の価格と地盤の善し悪し、交通の便など、総合した選択が今後益々住まいを選ぶポイントになっていくのだろうと思います。
興味深い資料を見つけました。
※広報きたひろしま 2002年4月号より抜粋
《地名に残る通行難所の記憶》
深い谷へ下る曲がり道の名残
明治6年に完成した札幌本道(通称室蘭街道、現在の国道36号)。かつてこの道をたどり札幌へ向かう人は、島松駅逓所や四里塚を過ぎ札幌(三里塚)へ入った。しかし三里塚へ行くには、大曲川の深い谷に一度下り、橋を渡ってから再び坂を登らなければならなかった。この大きく曲がる道は「大曲」と呼ばれ、「室蘭街道七曲難所」の一つに数えられた。これがいつしかこの地区一帯の地名となったのである。
~中略~
古い地名は、字名改正や都市化によっていつの間にか使われなくなることがある。また古い道も、道路改良などにより姿を消し、痕跡すら残されないことが多い。しかし「大曲」という地名は残された。またかつての道の一部は、現在も市道として使われている。国道36号から入ってこの道を通るとき、札幌側にも道の名残が見えかくれしていることに気付く。昭和28年の舗装改修後も国道の改良が続けられ、今や一日に4万台もの車両が行き交う国道36号。ここで古い道筋を眺め、開拓期の大曲を思うには、近年の変ぼうは激しすぎる。ただその地名や道の名残だけが通行難所の記憶を伝えているのである。
不動産の売買にあたり、ご紹介する土地、あるいは建物が存在する地域の特徴について、プロとして説明(把握しきれていない場合は調査)する義務があり、取得する方にはしっかりとした説明をしなければなりません。
大曲○○という地名は、
大曲工業団地
大曲幸町
大曲末広
大曲中央
大曲並木
大曲柏葉
大曲光
大曲緑が丘
大曲南が丘
これだけありました。
由来については、市の広報誌に掲載されたとおりですが、大曲とついた町名が全て同じ条件ではないということです。
HONESTはこれからも、地域ごとの背景を調査・分析・理解したうえで、今後お客様が暮らしていく住まいに相応しい地域環境を見つけていただけるよう、努力し続けご案内てまいります。
川端 法子
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