地方に住む実家の親が購入したまま活用していない土地を売却してほしい。
と、言う事で現地調査の後、最寄りの法務局に出向き必要書面を取得しました。
以前は、地元の業者様に売却を依頼されていたようです。
既に契約期限も切れておりましたので、この度あらためて【媒介契約書】を作成し、押印をいただきに伺いました。
「このような書面があるのですね?」
と、驚いた様子のお客様!
私も驚きました。
不動産業を営む者として当然お客様から
「おたくの会社で購入してくださる方を探してくださいね。」
と、ご依頼をいただき初めて売却活動に入るわけです。
口頭で済むお話ではありませんし、行法上も媒介契約を締結することが義務付けされております。
今回は、実家の親御さんを心配した上で、札幌にお住いのお子様から代理でのご依頼でした。
少しだけ昔は、口頭で済ませる様な事も少なくなかったのかもしれません。
なぁなぁで、売買出来た時代は遠い昔。。。
購入先がどんな方なのかも、しっかりリサーチしなければならない物騒な世の中です。
お客様に、こうした書面の存在を知って頂けたと共に、書面の存在を知らずに不動産業者任せのオーナー様がおられる事を知り、ひとつ学ぶ事が出来ました。
※因みに、土地の単価がお安いと商売にならないから…ということで、こうした業務を端折るケースがある様です。物件価格の高い安いに関わらず、是非ともご相談くださることを今後も願います。
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川端 法子
代表取締役 : 株式会社HONEST
女性が営む札幌の不動産会社 株式会社HONEST(オーネスト)代表取締役
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