《世界ゆるスポーツ協会》
という面白いタイトルを本日の日経新聞で見つけました
幼少期からの海外生活経験から
日本で大学卒業後、広告会社に勤務
結婚後、障害を持って生まれたお子様は
「自分の思想や価値観、生き方、働き方を丸ごと変えた」
大切な存在と仰る。
天災など周りの人と共に思いも寄らない出来事を経験したことはあっても
「自分にだけ予想外のことが起きるのは、初めてだった」
「このまま無難に進んでいくのだろう」
と思っていた人生に、障害のある子が生まれてくると想定している親は少ない。
困惑し、子どもの障害について情報を、集めるのだが、頼れる確かな情報が少なく、気持ちが落ち込み、疑問を解決する答えが見えない…
お子様は、9歳と言うので既にインターネットで調べられる情報はあったであろう…(この方のお子様は視覚障害)
私の子供も、31年前障害をもってこの世に生を受けた。(障害が重度かどうかは別として)
五体満足でないということで、困惑した。
沢山嘆き悲しみ、自分を責めたてた。
どうやって31年乗り切ってきたかは
長くなるので伏せますが…
新聞には、親として沢山調べて、子どものために可能性や将来に希望を持てるように様々なアクションを起こしたことが書かれています。
障害が無くても、世の中には生きにくい要素が数知れず多くありますね。
沢山の海外転居を繰り返し、学校で味わう疎外感、別の環境には多様な人種がいることで
「自分自身は同じなのに、環境が変わればずいぶんと生きやすくなるんだ…」
と、感じたりする。
実は、ケースは違えど誰しも経験したことのある感情なのかもしれない。
誰でもが沢山の経験を積めるわけではないし、同じようにはいかないだろう。
社会の中には
『環境が緩むと解決する問題』
が、沢山あるような気がする。
「ゆる」の効能。
「緩める」「許す」「聴す(ゆるす)」
社会の中に、他人に対して許せない範囲が広すぎる。
楽しみながら誰でも許容する包容力が大切。
我が子の子育てを通じて、ずっと頭の片隅にあったテーマが、ほろほろとキツく縛り付けられていた紐を解くように、何かスッキリした気持ちになりました。
ロシアとウクライナも…
ガチガチに凝り固まった仕組みや
社会の規範や価値観をゆるめていくこと
それぞれの人が
普通で
特別で
得意も不得意も苦手もある。
生き方も暮らし方も、ゆるめられると良いですね♪
川端 法子
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