今年に入ってから、「薫化(くんか)」という言葉を何度か耳にするようになりました。
大人も子どもも、意識せずとも影響し合う——
そんな“空気の中で育まれる教育”のことだそうです。
似た言葉に、教化・感化・倣化などがあり、
意図的か無意識か、その違いで使い分けられるのだとか。
これまで私は、
「立派な背中を見せること」が薫化だと思っていました。
けれど実際は、もっと静かで、時間のかかるもの。
形式や習慣を繰り返し、
何年も積み重ねていく中で、
その家庭ならではの“空気”が自然と育っていく——
それが薫化なのだと知りました。
では我が家には、どんな薫化があったのだろう。
30代半ばを過ぎた子どもたちに、
何か残せたものはあったのかと、ふと考えます。
思い浮かぶのは、
好き嫌いなく、食事をおいしくいただくこと。
特別なことではないけれど、
親から受け継いだ健康な体を、
そのまま次へつないでくれている。
それもまた、我が家らしい
大切な“薫化”のひとつなのかもしれません。
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女性が営む札幌の不動産会社 株式会社HONEST(オーネスト)代表取締役
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