最近、「金継ぎ」という日本の文化が世界で注目されているそうです。
割れたり欠けたりした器を、漆と金で修復し、新たな美しさとして生まれ変わらせる技法。
傷を隠すのではなく、傷があったことも、その器の歴史として大切にする考え方です。
意外なことに、この価値観は海外で高く評価され、日本人よりも外国の方が深く関心を寄せているとも聞きます。
便利さや新しさを追い求める時代だからこそ、日本人が昔から大切にしてきた「もったいない」「育てる」「受け入れる」という精神が、改めて見直されているのかもしれません。
人も同じです。
失敗や挫折、傷ついた経験があるからこそ、人に優しくなれたり、深みが増したりする。
完璧だから美しいのではなく、不完全だからこそ、その人らしい魅力が生まれる。
日本の文化の素晴らしさを、もう一度、日本人自身が見つめ直す時なのかもしれません。
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